結成24年を越えてもなお無邪気に音楽を奏でているジャズピアノの田中信正とパーカッションの神田佳子のDUO「TANAKANDA」。
「相撲組曲Xe」は、日本の文化、伝統、心が感じられる総合芸術としての「相撲」の世界を凝縮した七楽章に及ぶ音楽である。この神田の相撲愛溢れる作品に、繊細に躍動するTANAKANDAが、心技体を充実させて挑んだ音と映像の記録。
TANAKANDA(タナカンダ)とは
音楽をするために生まれてきたような二人、田中信正と神田佳子は、子供の頃からの音楽仲間であった。
やがて田中信正はジャズピアニストとして、神田佳子は現代音楽を中心としたパーカッショニストとして、それぞれ別の分野で活躍するに至った。二人の再会は他分野の遭遇かと思われたが、二人の生来の音楽性ゆえか、何の違和感もなく意気投合。結成24年を越えてもなお無邪気に音楽を奏でている。
■公園通りクラシックス
2021年6月12日(土)15:30 OPEN、16:00 START
予約3,000円 当日3,500円
お問い合わせ 公園通りクラシックス 03-6310-8871
東京都渋谷区宇田川町19-5 東京山手教会B1F
このライブは終了しました。
■新宿ピットイン
2021年3月6日(土)13:00 OPEN、13:30 START
当日2,500円(+税) 1ドリンク付 (予約無し)
お問い合わせ 新宿ピットイン 03-3354-2024
東京都新宿区新宿2-12-4 アコード新宿B1
このライブは終了しました。1stセットのアーカイブをご覧いただけます。4月3日迄。有料(月額会員制)。
相撲がテーマのアートフェスティバルのために作曲した七楽章にも及ぶ相撲組曲。2台ピアノバージョン(Ⅰ)、身体動的な演出入りの総勢27名の打楽器アンサンブルバージョン(Ⅱ)、そしてピアノと打楽器のためのタナカンダバージョン(Ⅲ)に発展。
神田佳子作曲:相撲組曲「Xe」Ⅲ~ピアノと打楽器のための(2019)
「Xe」はキセノン=キセ。稽古は裏切らない。自然に身体が反応するまで、稽古をし続けた者だけが上に昇ることが出来る。愚直に、誰よりも稽古を積んで、壁に跳ね返され続けても腐らず弛まず、ついに最高位を極めたキセ。その相撲の精神と音楽の精神の共通点を考えながら、心技体の充実は、相撲も音楽も必須であると再認識し、真っ向からぶつかれる音楽を書いた。
母と2人で大興奮!!でした。素晴らしかったです。相撲の太鼓に聴き惚れました。神田さんの相撲愛は前々から感じておりましたが、相撲愛溢れる太鼓にはストーリーを感じました。大相撲は神事であります。神田さんの太鼓の響きに神事に想像が膨らみ、それが自然と相撲に繋がって土俵上の激しいぶつかり合いに想像がふくらむ…不思議なパワーを感じる演奏でした。
@kushimako828
Xeの3バージョン目は、ピアノと打楽器のデュオ! 異種格闘技と言いたくなるが、どちらかといえば対決というよりアンサンブルの密度が超充実。しかも、今回の3番目になるバージョンは、これまでの2つの版の特色もキチンと兼ね備えているのもいい。2台ピアノ版での強烈な掛け合いと、打楽器アンサンブル版の色彩性だ。さらに、ミニマル調にカッチリと作られた神田作品を田中のピアノが愉悦たっぷりに解きほぐしていく風情もたまらない。
@suZukiatSufmi
自分の声が素敵なハンコ絵アニメーションとの作品になり、とても新鮮な喜びです♪神田佳子さんの曲はもちろん、タナカンタ゛の素晴らしい演奏の迫力が映像からビシッと伝わってシビれます!
http://takezawaetsuko.com/
結びの一番が終わった後に、櫓で打たれるのが「はね太鼓」。相撲を生観戦すると、はね太鼓の始まりを聞くことはできない、ということを改めて実感したのが「六半 神々の土俵~はね太鼓」。今日もいい相撲を見たなと、日常では考えられないくらいの恍惚感が、白熱した取組後を彷彿させるピアノソロで増大し、余韻冷めやらぬところへ、トトトトトトト・・・・・と、はね太鼓が来るんですよ。これ、初体験かもしれないとゾクゾクしました。生観戦でも、同じ体験をしてみたいと思いました。向かい合った、ピアノと打楽器二人の奏者の、リアルな激しい稽古なんじゃないかと息を飲む「四 猛稽古」。田中さんの手はツッパリや張り手にさえ見えてきます。さらに、相撲太鼓とドラムの同期は奇跡です。相撲と同じく、見ても聞いても興奮します。まさしく、DVDとCDがセットであることに納得です。
@SachiyoTsurumi
http://jacsha.com/
耳を通して脳内再生される愚直な力士の相撲人生!音楽から確かに感じる立ち合いの緊張感、戦いの重圧に”あの頃”を感じずにはいられませんでした。相撲好きならわかる演出も面白く、音楽×相撲の不思議な世界観に左四つで一気に寄り切られた感覚です。
@doskoikumasan
TANAKANDAの演奏は鬼気迫るものがあって、長年お二人で培ってきた歴史の重さを感じました。神田さんがここまでお相撲にハマるとは!そして、さらにお相撲からここに到達するとは驚きの展開です。
https://nishi-yoko.com/
とてもカッコいい作品です!敢えてリズムで取っているところと間で取っていくところの新鮮さ!相撲太鼓が一つのアクセントとなり魅力にもなっています!!
http://dozan.jp/
@dozan72
お二人の熱演と高度な技術、心技体整った音に魅入りました。竹澤悦子さんの語りとサトさんの画もとても良かったです。相撲と音楽、どんどんつなげて、どんどん広げていきましょう。
高砂部屋
相撲云々離れてもスリリングでカッコいい。久々に胸躍る音楽を聞かせていただいて、ありがとうございます。ピアノとパーカッションのユニット、今まで知らなかった驚きです!!
そして、やっぱり、これは国技館でやってほしいなぁ~。
@wadashizuka
https://note.com/hatarake365